少女漫画のトキメキ、ラブストーリーに欠かせない
キュンキュンの要素がすべて詰まっていると、
すべての少女漫画ファンを魅了した
『ママレード・ボーイ』が実写化!
映画公開を前に主人公を演じる
吉沢亮さん、桜井日奈子さんに
映画のこと、撮影秘話、
また自身のファッション観についてお話を伺いました。

『ママレード・ボーイ』の台本を最初に読んだとき、どんなことを感じましたか?

吉沢さん(以下吉沢、敬称略):いちばんに「生活感があっていいな」と思いました。少女漫画特有の世界観──壁ドン的な要素もありつつ、日常的なキュンキュンもたくさんある(笑)。恋愛以外に食事のシーンも多いし、普段の生活の雰囲気があってすごくいいなと感じました。

桜井さん(以下桜井、敬称略):私は、原作の漫画を読んでいたので、「漫画のなかのあのシーンもこのシーンも! 約2時間の映画でこんなにいろいろできるのかな(笑)」というのが率直な感想でした。同時に、「名シーンがたくさん入っているので、漫画ファンの方もきっと満足してくれるだろうな!」とも。

両親同士がお互いのパートナーを交換して再婚、彼らの子どものふたり(桜井さん演じる光希、吉沢さん演じる遊)もひとつ屋根の下に住むことになって…というありえない同居生活が始まるわけですが、もしもこんな状況が自分に起きたら…?

吉沢:ものすごく仲良くなって好きになっちゃうか、まったく会わなくてひと言も話さないか、どちらかだろうな〜。まぁでも光希(みき)みたいなかわいい子だったら恋しちゃいますよね。一瞬だろうな(笑)。

桜井:意識するなっていうほうが無理なくらい、絶対に意識しますよね。さりげなくかわいいパジャマとか部屋着を着てみたり(笑)、映画の設定では部屋が隣なので、同じように今何やってるのか壁に耳をあてて音を聞いたり。でも「別に意識してません」みたいな顔をしながら、あらゆることを知ろうとすると思います。

吉沢:乙女だね〜。しかもいい乙女だね。

桜井:いい乙女と悪い乙女があるの? 何それ!(笑)

遊はクールな一面のある人気者、光希は素直で一途な女の子。実際に演じてみて、役柄に対して自分と共通していることやまったく違う点などありましたか?

吉沢:違う点から言うと…まず、いきなりキスはしない。付き合ってる彼女ならともかく、寝ている間に…なんてないですね。保健室のシーンでの遊の心情としては、光希が好きなんだ、と自分のなかではっきりと自覚したときだったので、寝ている光希を前になんというか愛おしさが溢れたんだと思いますけどね。自分ならできません!

似ているところは、自分の本音を素直に出せないところですかね。真面目なことを言おうとすると、普段はへらへらしているクセにいきなり無愛想になったり、光希を励まそうとするときにぶっきらぼうになったり、感情をストレートに出せないところは自分と重なりました。

光希はすごく素直な性格ですが、実際の桜井さんと似ている点は?

桜井:わかりやすい点は似ていると思います。私も何かあるとすぐに顔に出るタイプなので。嫌なことがあったときも「何かあった?」と聞かれますし、秘密があるときも「何か隠してるでしょ?」ってすぐバレますし(笑)、うれしいときもニヤニヤしちゃいます。

光希がもっている柔軟性は私にはない部分だと思いますね。両親のパートナーが変わることとか、もしも私だったら最初に嫌だと思ったらぜったいに最後まで譲らないと思うんです。光希は、はじめは全否定しながも少しずつ受け入れていきますよね。演じながら、彼女の柔らかさや大らかさを感じました。

映画の中でいちばん記憶に残っているシーンはどこですか?

桜井:シチューを食べるシーンです!

吉沢:あの目線が行き交うところ、いいよね。

桜井:そう。まだふたりは日も浅くて微妙な距離感や緊張感が伝わってくる。しかも光希はちょっとだけ遊に好意を持ち始めているので、相手のことが気になっているという、あの何ともいえないぎこちなさがドキドキしていいなと。

吉沢:僕は、光希が幼なじみの銀太と駄菓子屋の前でしゃべってるシーン。

桜井:え…? 遊は出ていないシーンだよね?

吉沢:そう(笑)。でもあのときの光希がすごくかわいくて。幼なじみにしか見せない顔というか、「遊といるときよりかわいいじゃん!」ってちょっと悔しくなるくらいキュンときちゃった。

廣木隆一監督とのやりとりで心に残っていることはありますか?

吉沢:初日にふたりになった瞬間に、監督が「遊ってどんな人間なんだろうね」とふいに話かけてきて。僕が考え込んでいたら、監督がひと言「すごい気遣いの子だよね」とおっしゃったんです。その言葉は、遊を演じるうえで大きな指針になりましたね。ぱっと道が開けた感じがしました。自分のなかでも言葉にならなかった遊の謎めいた部分が「そうだ!」と明確になった感じ。

そう思うと、最初のシーンで光希が猛反対して親に抗議しているときに、「何でイヤなの」って遊が言うセリフの捉え方も変わったんです。一見冷たそうにも、光希のテンションにイライラしているようにも聞こえるセリフが、実は光希のキツい言葉に親たちがおろおろして困っている顔を見たからこその言葉だったんだなと、理解できました。

桜井:私は、まだ数えるほどしか作品に出演していなくて、しかもこんなにもナチュラルさを求められたことは初めてで、最初はすごく戸惑いました。監督の「普通にやってね」という言葉を自分のなかで解釈すればするほど「普通って…なんだろう」ってなってしまって。そんなときに監督とふたりで話す機会をいただいて。「みんなそれぞれ普通は違うから、思ったようにやっていいんだよ」と言われたとき、ふっと肩の力が抜けて楽になりました。誰かの考える普通や、みんなが思う普通って何だろうと私は悩んでいましたが、そうではなくて「私の自然体」でいいんだと自由になれた気がしたんです。

映画には京都や博多など、さまざまな地域で撮影されたと思いますが、各地での思い出はできましたか?

吉沢:学校のシーンは仙台で撮っていたのでその間は、銀太役の佐藤大樹君とふたりで銭湯に行ったり、茗子役の優希美青さんと4人でごはん食べに行ったりワイワイしてたよね。

桜井:そうそう、4人でテニスしたり、たわいもない話で盛り上がっていました。

吉沢さんのテニスシーンも見どころですよね。

吉沢:あれはがんばりました。未経験者だったので、1ヶ月みっちり練習して。

桜井:試合のシーンは私も大好きです。隣で見ていたエキストラの男の子も「吉沢さんかっこいい…」ってつぶやいていて、「あぁ、あのかっこよさは男の子もわかるんだな」と思いました(笑)

撮影が始まる前とあとでお互いの印象は変わりましたか?

吉沢:僕はほとんど変わらなかったですね。最初からかわいらしい感じもありながら、堂々とどっしりと構えている感じもあって。あと、ノリがいいところも(笑)。最初から親しみやすい方だなと思いました。

桜井:私は調子乗りなんですよ、最初は思い切り人見知りでもあるんですけど。吉沢さんは、人見知りの私でもすぐに安心できるような居心地のいい雰囲気をつくってくれたので、思い切り調子に乗れました(笑)。撮影前の印象は、クールな方なのかなと思っていましたが、1ヶ月ご一緒させていただいて、おちゃめでやさしい人なんだな、と。

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おふたりのファッションについても教えてください。普段はどんなスタイルが多いですか?

吉沢:僕は、ルーズな服ばかり着ていますね。パンツもシャツもオーバーサイズが好きで、色味のあるアイテムもよく着ています。昔はネイビーと黒しか持っていないくらい色は着ない主義でしたが、やっぱり決まった色ばかり着ているのはダメだ!と思い直して、意識してカラフルなアイテムに手を伸ばしたんです。鮮やかなグリーンのパンツやピンクのMA-1など。そうしたら今度は派手なものばっかりを着るようになってしまって、今もう一度シンプルに戻そうかなと思っています(笑)

桜井:私はカラフルなものが好きで、水色のワンピースにピンクのカーディガンを羽織ったり、今日のコーデと同じくカラー×カラーの合わせもよく着ます。もう少しシックで大人っぽい服にもチャレンジしたいな。

今日着ている服の感想も教えてください。

吉沢:ストライプシャツのラインのデザインがすごくかわいい。パンツにも入っていて、いいアクセントになっていますよね。サイズ感もゆったりしていてすごく着やすいです。

桜井:ぱきっとした色味は、やっぱり着ていると気分があがりますよね!ロングスカートもよくはくので身体に馴染みます。パンツや短いスカートより落ち着くんです。

吉沢:女の子のロングスカートかわいいよね。バーンと脚を出しているより、ロングスカートに隠れている感じがいい。僕も好きです(笑)。

では、最後に映画を楽しみに待っている方にひと言お願いします。

桜井:原作は20年以上前のものですが、今見ても間違いなくキュンキュンできる、トキメキ満載の作品になっていると思います。ぜひ見に来てください。

吉沢:男女ふたりの距離感とか甘酸っぱい感じ、憧れのシチュエーションがいっぱい詰まっている恋愛のトキメキはもちろん、家族の話や主人公のふたりの成長も感じられる物語になっています。ぜひ映画館を訪れてください!

吉沢亮

1994年生まれ。アミューズ全国オーディション2009 「THE PUSH!マン」にて賞を受賞しデビュー。その後、若手俳優の登竜門とも言える『仮面ライダーフォーゼ』に出演し、人気を博す。2017年に公開された実写劇場版『銀魂』では、人気キャラクターの一人である沖田総悟役を務めブレイク。今年は7本の映画公開を予定しており、現在注目を集める若手俳優のひとり。

桜井日奈子

1997年4月2日生まれ。2014年「おかやま美少女・美人コンテスト」でグランプリを受賞し、「岡山の奇跡」と評される。2016年に「それいゆ」で初舞台をつとめ、同年7月には「そして、誰もいなくなった」でドラマ初出演。さらに数々のCMにも出演し、同世代からの熱い支持を集め、今後の活躍が期待される若手女優。

映画『ママレード・ボーイ』
監督:廣木隆一
脚本:浅野妙子 廣木隆一
出演:桜井日奈子 吉沢亮 佐藤大樹 優希美青 藤原季節 遠藤新菜 竹財輝之助 / 寺脇康文 筒井道隆 谷原章介 壇れい 中山美穂
原作:『ママレード・ボーイ』 吉住渉(集英社文庫〈コミック版〉)

©吉住渉/集英社 ©2018映画『ママレード・ボーイ』製作委員会

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NORIKO OBA

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